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Vol. 102
2012.1.19
(館長制作)

☆本日のお題☆

靄雪の月とは?

--大雪の後、適度な温度が上がり、靄のような、霧のような(世界に包まれる)世界となる。霧、霞、靄でもない、次から次とくる雪が新たに創造する霧の雪山。海の底に居るように!宇宙にいる実感がある。
宇宙の海原の底に居るようであっても、靄の雪山の空間にあるのみ。そのさらに先には宇宙が連なる。とらわれない心のまま靄雪の月をみる。--

靄に包まれた雪山を「靄雪(もやゆき)」と表現しました。
靄雪の世界で幻想的な美しさの中にいて宇宙を実感する時、夜空の海の底にいるように思える時に実感する宇宙とは空間の広さが異なるので、靄雪にいる宇宙を感じる己は小さな空間のみを見ていることに思えます。その世界は、夜空の海も、小さな空間であることを教えてくれます。つまり宇宙は、そこに己があることを実感しても、いつまでも狭い空間でしか実感できないということを感じさせます。ですから、宇宙にあるという己を実感することは難しく、不可能であるが故に、今見える世界に囚われることなく、宇宙の一部であることから不思議な心地で宇宙に立つしかないのです。
靄雪の月は、40年雪山に暮らしても初めて出会う美しい世界でした。稚拙な絵の表現しかできませんが、また心の世界をことばで表すことが。不可能ですが、ふっと靄雪の月と名づけました。


みなさんからの答えをお待ちしています!




館長の答え
  • 宇宙に在る己を深く考えさせる月。
  • 生涯に一度の月。
  • 宇宙の玄関。
  • 宇宙の扉。


みんなの答え
  • 日本の扉、障子戸を透かして見る月。<by. 塵星>

■ぜひ回答を送ってください。お待ちしています。

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