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 雪の森に三十数年前に入った時に自分の周りにある大自然にいても、そこに住む生き物たちのように、常に自然界とコミュニケーションを持ちながら自然と生きることは人にとって難しいということを知る。都会から来た子供たちは窓から雪を眺めるが、すぐまた都会にいるのと全く同じ遊びや、彼らの世界に入ってしまう。窓の外では6メートル近い雪に家が埋もれ、そのような時はウサギも雪原でじっとし、次々に降り積もる雪をブルブルっと落として潜んでいる。子供とウサギの違いを少しでも埋められたらと「仙人テスト」を創造した。
 「窓から見る雪の数を教えて。」「数えられないよ。」・・・数え始める子供がいる。ずっと降る雪を見ている内に「あ、向こうに家がある。あの家雪でつぶれそう。」「家がカマクラになっている。」「雪は真っ直ぐ降るのではなく、向こうの方とこっちの方では降り方が違う。」「雪の大きさが違う。」「雪の形が全部違うみたい。」そんな会話を続けるうちにある子供が言った。「雪の数は初めが無限。終わりは一つ。」
 人を取り巻く世界。自然とのコミュニケーションを、日本人はその時代ごとその時の言葉で形式を作り表現してきた。和歌や禅画や俳句、明治以降は現代の言葉でどのような形式があったらいいだろうか。仙人テストがその一つになればと思っている。

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仙人テストの遊び方

仙人テストはお題目さえ頭に入れて
しまえばそれだけで遊べます。
一休さんの禅問答のようなものです。
それと、スペースシャトル的視点を加えると
より多様に楽しむことが出来ます。
対象年齢:子どもから大人


例題1

お題:雨とは?

どんなことが思い浮かびましたか?


回答例にはこのようなものがあります。

  • 地球をへっこます者たち
  • 地球パチンコ機に打たれた球
  • 雷が泣いた涙が雨になって降ってくる


特に正解はありません。
回答をみていると、なぞなぞの問題にも思えてきます。ね?


例題2

お題:土星とは?


  • 流れ星の運動場(トラックがある)
  • 宇宙ゴルフ
  • 銀河庭園にある太陽池にチャポンと音がして輪ができた瞬間、それを人類は土星と呼ぶ(宇宙の時間でみると)


例題3

お題:雪山とは?


  • 空から生まれた豆腐
  • 雪のすべり台
  • 風神と雷神の石けりの石


仙人テストの雰囲気を感じていただけたでしょうか。
みな様のお答えは「本日のお題」の下に用意して
ありますフォームにお名前(又はニックネーム)
をお書きの上ご投稿ください。
ホームページの回答欄に掲載いたします。

皆様からの「答え」をお待ちしております!



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