MithilaMuseum/日誌0602
〜美術館作業日誌〜
 2月



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2月1日(水)

バケットのそこを上手く使って雪をおとす館長

 館長は朝から男性宿舎にユンボで向かい、先に屋根の雪を荒く掘る。シルバーも一緒についていく。雪崩危険箇所の圧雪道をユンボのバケットで広げながら進んでいく。午前中、ララは汽車の制作の続き。サダシとゴルカナはワルリー画を描く紙にペンキを塗っていく。午後からMnが館長の弁当を持ち男性宿舎へ向かい、雪下ろしを開始。途中、ゴルカナ、ララ、サダシも加わる。雪はかなり固く、なかなかスノーダンプが入らず苦戦。3時半ごろには終わる。一旦美術館に戻り、少し休んだ後、月見亭に止めてあるユンボに軽油をいれる。その後、天気予報ではまた寒波がやってくるとのことなので、キャタピラの中に詰まっている雪をとる。

雪崩危険箇所、横断中!
シルバー監督!!

雪が固いため屋根からきれいにとれる


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2月2日(木)

バラバラ過ぎだよ・・・

 今日は一日、ララがテラコッタの続き、サダシとゴルカナはワルリー画。Mnはニルマニ・デーヴィーの高さ1mを越える巨大な壷の修復を館長の指示で始める。

厚みがある分、重たい
応接室に運ぶのも一苦労


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2月3日(金)

できてきましたね〜

 前日同様、ララがテラコッタの続き、サダシとゴルカナはワルリー画制作。Mnはテラコッタ修復。ララは汽車を完成させる。

一寸角で支えながら接着中
応接室にて製作中〜

次は何が描かれるのでしょうか
まだまだたくさんパーツがある模様・・・


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2月4日(土)

ワルリーペイティング

 サダシとゴルカナはワルリー画制作。Mnは修復の続き。あともう少しというところまで仕上げる。

完全に接着するまでは気をつけて!!
だいぶパーツが減りました〜

もう少しで完成です


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2月5日(日)

完成した汽車!!

 Mnは2日から始めたニルマニ・デーヴィーの大きな壷をあと、上部分と下部分をくっつけるところまで修復完了。この壷の上部だけでも、大変重く、完全に下部分が接着して強度が無いとまた壊れる危険があるため、合体は後日に。この大型の壷のパーツに混ざり込んでいた小さな壷、パーツは見るからに足りないのだが、一応修復してみる。サダシ、ゴルカナは館長の指示のもと、雪下ろしをしているところのワルリー画を描くことに。ゴルカナはユンボも描き、サダシはシルバーも。ララは昨日から始めている、レリーフの続き。合板に紙粘土を塗り、麻縄で木の文様を張り付け、紙粘土で肉付けしていく。

あと・・・は合体するだけ。
パーツが・・・足りない・・

ユ、ユ、ユンボ君が登場!!
文様作り

出来てきました〜


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2月6日(月)

新作完成?!

 ララはレリーフの続き。ほぼ仕上げの段階。サダシ、ゴルカナは今日も引き続き、「雪」を題材にしたワルリー画を制作。ゴルカナは一枚仕上げ終える。Mnは久しぶりにデスクワークで、画像処理等の作業を。


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2月7日(火)
 ララは3日前から初めていたレリーフを完成させる。その後、より大きな物をという館長からの指示の元、新たに制作し始める。サダシ、ゴルカナはワルリー画の制作。雪を題材にしてできた絵については、ホームページ上で近々、きちんとした形で紹介予定。Mnは一日中、デスクワーク。


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2月8日(水)

家に入るには雪の階段を降りていきます…2階から入った方が早い?!

 今後、本村との間の雪崩危険箇所の雪庇落としを我々ですることになった場合、建物の雪下ろしをしている時間的余裕は無い。という館長の判断により、霧雨ならぬ霧雪の中、まずは月見亭の雪下ろしをすることに。今回はララも加わり、サダシ、ゴルカナ、Mnのメンバーでおろしていく。Rは風邪をひいているため、今回はヘルプしてもらえない。やはり4人だとペースが早く、小一時間ほどで終わる。

 午後から七郎さんの家をゴルカナ、サダシ、ララ。Mnは教員住宅をおろす。教員住宅は、なんとか小屋根の軒も出た状態で掘り終えることが出来た。そして、七郎さんの家の道路側の屋根出しを。ゴルカナが今度は裏側へ、サダシ、ララで奥側から終わらせる。館長が急用で町に出ているため、道路に落とした表側の雪はそのまま。そんな中、除雪車のタイヤショベルの音が聞こえてくる。この冬は雪の降りが半端でなく、除雪車もてんてこ舞いの状態で、1つの場所に時間をかけていられないこともあり、普段なら雪を道路に落としたままの状態だと、除雪をそこで断念して帰ってしまう。しかし、今回は、もの凄い勢いをつけて道に散らばっている雪を押していき、完全に雪の小山が出来、それをも乗り越えるようにし、またバックするということを10回近く繰り返し、見事片付ける。本当に助かりました。七郎さんの家の裏と、教員住宅をユンボ無しで無事終える。七郎さんの家の裏側は一旦完全に屋根が埋まった状態にし、雪をおろし、最後にスコップで屋根の軒部分だけを出すという方法をとった。次にワルリーハウスをユンボ君と共にサダシ、ララで。ゴルカナ、Mnは倉庫の雪下ろしを終え、合流。懐中電灯1つのライトの中なんとかおろし終える。ユンボ君は倉庫の道路側の屋根から落とした雪も片付けた後、月見亭に戻る。

 その後、慰労会。いつも松井が即興でおつまみを作ってくれるのだが、時には5品以上の、豪華なことも。カメラで撮った写真のスライドショーを酒を片手に楽しむ皆々。

スコップで雪さ掘り起こさっしゃい!
ふぅ…やっと軒がでましたね

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2月9日(木)

昨日雪下ろししたばかりなのだが・・・

館長は午後から東京へ出張のため、雪下ろし作業は見送り。Mnは館長が持っていく資料づくりを午前中、午後からはデスクワーク。ララは大型レリーフの麻縄で作った図柄に紙粘土をつけていく。サダシ、ゴルカナは、雪を題材にした絵の作成の続き。


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2月10日(金)

雪化粧

 サダシ、ララ、ゴルカナは今日もレリーフとワルリー画制作の続き。午前中、ユンボのバケットの調子が悪いので、その原因を館長とMnで調べる。操作レバーの下のボルトが緩んでいたことが原因の1つと思われる。ただ、それ以外にもあるようだが、わからない。ボルトを締めたことで少しは良くなった。また、バケット部位以外の動きはいつも通りで、油圧オイルが問題という訳では無いので、ひとまずこのままでいくことに。午後からMnは休み。

インドア作業
これが本職

そ、これが本職…でも、ん〜あれ?雪下ろしが本職だっけ???


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