2008年日印文化交流
日印国交樹立60周年
今年は日印国交樹立60周年の年になります。
記念催事が日印両国で1月から12月にかけて開催されます。
日本国内での催事はインド政府が、日本側の友好団体等の協力のもと、
インドの文化を中心に一年間にわたって紹介します。
“Nrutyayan”オリッシー舞踊公演
東大寺中門にて奉納舞踊
日印交流の始まりとして知られる、奈良時代インド人僧による、インド僧菩提僊那が大仏の開眼式の導師となった故事、その史実から千年を超える時を経て、日印の国家催事の一つとして、東大寺中門で14名のオディッシー舞踊団が奉納舞踊を行いました。駐日インド大使アロック・プラサードご夫妻、大阪神戸総領事ヴィカース・スワループ氏、奈良県副知事杉田憲英様、東大寺教学執事橋村公栄様、インディアン・ソーシャル・ソサエティの方々他、大勢の関係者、東大寺を訪れた人々が参加。印度式開会式、燈明に点火した後、ダシャバラータ、そしてこの日の為に創作したというブッダのストーリーが奉納。最後のところでは、大仏殿の方角にすり寄るように祈りを捧げました。この少し前から雲行きが急に怪しくなり、大粒の雨が降り雷鳴天に轟く異様な奉納舞踊となりました。美術史家の女史が言われました。上空で雷が鳴り始め、雨が降り始めたときには、天が呼応してるようで身震いしてしまうほど神々しさを感じました。舞踊団一行はその後、特別に大仏様の近くに上がらせてもらい、目の前で大仏の大きさと歴史を感じることが出来たそうです。
8月11日、12日に、第二弾の奉納声楽・舞踊が行われる予定です。特に8月13日夜8時から大仏の目の前でワシフディン・ダーガールがドゥルパドを奉納する準備が進められています。
※各公演模様はページ下をご覧下さい。

オリッシー舞踊

オリッサ州地図歴史
 オディッシーの起源は、紀元前1世紀頃に遡るとされますが、現在のオディッシーは、東インド・オリッサ地方の寺院で「マハリ(デーヴァーダシー)」と呼ばれる寺院つきの巫女が、神に奉納する舞踊を踊ったのが始まりといわれています。

舞踊
 インド6大古典舞踊の一つとして知られるこの舞踊の特徴は、重心をいずれかにかけることによる左右不均衡な姿勢をとるところにあります。膝・腰・首のところで折り曲げて作られる姿勢は「トリバンガ」とよばれますが、この姿勢は、オリッサ州の寺院にある女神の立像と同じスタイルで、このことからオディッシーは生きた彫刻とも呼ばれています。
 オディッシーは、上半身の優雅な動きと力強い足のステップ、叙情的・耽美的な魅力に満ちています。
 音楽は、シタール、タンプーラ、パッカワージ(北インドに普及している両面太鼓)、マダル(パッカワージと似ている両面太鼓)、バンスリー(北インドの竹笛)、マンジラ(金属製のシンバル)などの楽器が演奏されます。

 演目の多くは、聖典「ギータ・ゴーヴィンダ」にあるクリシュナと愛人ラーダーの永遠の愛がテーマとなっています。「ギータ・ゴーヴィンダ」は、12世紀の詩人ジャヤ・デーヴァが作った恋愛叙事詩で、牧童クリシュナと牧女ラーダーの官能的な恋愛をテーマとしたもの。その背後には、神への絶対的な人間の愛が説かれています。



■ “Nrutyayan”オリッシー舞踊公演 ■


グル・ドゥルガー・チャラン・ランビールは、彼の師匠である故グル・デバプラサッド・ダスの後継者として、また現代のオリッシーダンスの指導者として、広く知られています。彼の振り付けは、デバプラサッド・ダス流の伝統を保持しながらも創造性の高いもので、 2005年には権威あるサンギータ・ナターク・アカデミー賞を受賞しました。また彼が創設したヌルッティヤーヤンは、インド各地や米国に学校を持ち、国内外に多くの優秀なダンサーを輩出しています。




■2012年5月24日公演 ■


◆東京公演◆
日時:2012年5月24日(木) 18:00〜
会場:経団連ホール
注意:このイベントは招待客のみ対象です。




■2012年5月25日横浜公演 ■

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■2012年5月26日公演 ■


◆東京公演◆
日時:2012年5月26日(土)15:00〜16:00(開場14:30)
会場:インド文化センターホール(インド大使館内)
入場料:無料




■2012年5月27日公演■


◆新潟公演◆
日時:2012年5月27日(日)15:00〜16:30(開場14:30)
会場:新通保育園(新潟市西区新通872-2)
入場料:1,000円 (子ども無料

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■2012年5月29日公演■


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■2012年5月29日公演■

写真提供:Consulate General of India, Osaka-Kobe


日時:2012年5月29日(火) 17:00〜
会場:大谷大学
   京都市北区小山上総町
問合せ先:大阪インド総領事館 Tel.06-6261-7299
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線 国際会館行「北大路」駅上
入場料:無料




お問い合わせ


公演についての問い合わせは下記まで

NPO法人日印交流を盛り上げる会
(ミティラー美術館内)
新潟県十日町市大池
TEL:025-752-2396 / FAX:025-752-6076
Mail:info@mithila-museum.com




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