ミティラー美術館、および
NPO法人日印交流を盛り上げる会は 日印の文化交流に関して 様々な活動を展開しています。 |
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“Traditional Ainu Dance” India Tour by Biratori Ainu Culture Preservation Society
ENGLISH
ナマステ・インディアのステージに6回出演している平取アイヌ保存会の「アイヌ古式舞踊」公演が今月28日コルカタ、30日ムンバイ、12月2日ニューデリーにて開催されました。アイヌの文化が18名という大人数(今までは5名以下)で世界に紹介されるのは今回が初めてです。つまり、インドが世界で最初の国となりました。
2013(平成25)年12月2日(火) インドご訪問 インド大統領閣下主催晩餐会における天皇陛下のご答辞(大統領官邸)を 宮内庁ホームページより転載しました。【こちらから】
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■アイヌ古式舞踊■ |
■アイヌ民族の歴史と背景 アイヌ文化は13世紀(鎌倉時代後半)頃から現在までに至る歴史の中で、生み出してきた文化。現在では、時代ごとの同化政策の影響もあり、日本において日常生活は表面的にはアイヌ以外の日本人と大きく変わらない。アイヌの文化を考えると、縄文時代の日本列島人と近く、日本の中央部が弥生時代に入った後も縄文文化を保持した人々の末裔であると考えられている。アイヌの衣装に描かれる文様、民族の歴史や文化を口承するユーカラ、独自の世界観は今日多くの人々を魅了し、日本にとって大事な文化遺産となっている。巨大な力に翻弄されてきたアイヌ民族の人々が、自らの文化に誇りを持ち、近年、未来へ向けた活動が始まっている。 日本の国会で2008年「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が全会一致で採択された。内閣官房にもアイヌ文化振興室が設けられる。2020年の東京オリンピック開催までに、北海道白老町に国立アイヌ博物館が作られる予定となっている。 |
■アイヌ古式舞踊 主催したNPO日印交流を盛り上げる会は、東京でのナマステ・インディアを主催している他、日印の文化交流で活躍しています。多様な国、インドとの文化交流にあたってナマステ・インディアに6回ほど出演した北海道平取町のアイヌ文化保存会と日本に来日したインドのアーティストが協力して今回、インドの3公演が実現しました。28日コルカタはプルリア・チョウ、30日ムンバイはペナージ・マサーニー、12月2日ニューデリーは日本の演歌歌手チャダさんとセライケラ・チョウが特別ゲストで参加します。 日本の天皇皇后両陛下のインド訪問の時期が重なっている今回のインド公演は、日印の両国の絆を深める良い機会と思います。ぜひインドでの広報をよろしくお願いいたします。 |
【参考:菅官房長官記者会見】 |
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■ペナーズ・マサーニー■ |
ペナーズ・マサーニーはインドのポピュラーミュージックのトップシンガーとして知られている。インド映画やテレビの他、海外でも評判の歌手。歌だけでなくダンスの振り付け師としてもボリウッド・ダンスや現代のインドダンスを次々と創造。10世紀イランから誕生し、今日ではインドの魂の音楽として知られるガザールの歌い手として、男性優位なこの歌を歌う数少ない女性シンガーとしても知られている。ペナーズは古典から現代まで彼女の柔らかい物腰、魅了する声、12以上の言語で歌うという才能を活かし、人々を常に感動させてきた。 ■ガザール ■2007年9月2日〜9月4日:2007年日印交流年 ペナーズ・マサーニーコンサート ■2012年11月23日〜11月30日:日印国交樹立60周年記念事業 〜ペナーズ・マサーニー 歌と踊り〜 |
■プルリア・チョウ■ |
■2012年10月5日〜11月6日:日印国交樹立60周年〜インド仮面舞踊 プルリア・チョウ〜全国公演 |
■セライケラチョウ仮面舞踊■ |
セライケラのチョウは、東インド・ジャールカンド州セライケラ地方の伝統的な仮面舞踊です。また、インドを代表する仮面舞踊の一つで、その幽玄とも言える仕草には「能」に共通したものがあり、日本でも早くから注目されてきました。 長年君臨する王家によって、セライケラ・チョウの踊りは庇護され、王家からも踊り手として訓練を受け活躍する人も出るなど、大変静かで洗練された形を保ちつつ今日まで伝承されてきました。 毎年4月にシヴァ寺院で行われる両性具有のシヴァ神 (半男半女) に捧げて行われるセライケラの祭にはどんな村人も参加しますが、その最後にこの踊りが行われます。モンスーンに入る直前に行われるこの祭は、米の豊作を祈願する豊饒儀礼の要素をたぶんに含み、踊り手は精進潔斎して祭に参加します。 仮面舞踊チョウはパリ・カンダ (パリは守護、カンダは剣の意) と呼ばれるマーシャル・アートから生まれたと言われ、様式化されたステップや身体の動きには武術の基本が見て取れます。また手の構えは攻撃あるいは防御に直ちに移れる位置にあり、防御や剣を使って行われるトレーニングから生まれたもの。 チョウとは仮面という意味があり、今日まで伝承されてきた3つのチョウ (プルリア、セライケラ、マユルバンジ) の内2つ (セライケラとプルリア) が仮面舞踊です。 仮面は粘土で原型を作り、その上に紙と布を粘土で幾重にも貼り付けて形を整え、乾燥させた後着色して仕上げます。セライケラの仮面には、ごてごてした飾りは一切つけない。踊り手は、顔をぴったり覆った仮面の、鼻の位置に開けられた小さな二個の穴で呼吸し、両目のところに開いている二個の小さな穴を通してのみ外界と接する。踊り手の視界は極度に限定され、容易に非日常の世界へと現実が変わって、神と一体の世界が出現します。 演目は、神々を題材とするものの他、夜を象徴する「ラートゥリー」、「ナービク」(漁師とその妻が助け合いながら荒海を渡る姿を借りて、人生も平坦ではないが力をあわせれば乗り切ることができるといった内容)など、哲学的、抽象的なものが多くあります。上演時間は10分と短く、ソロかデュエットが多い。 踊りのスタイルは繊細で力強いもので、リズミックな脚の動きは複雑なステップ、ジャンプ、素早い回転、滑るような歩きや異なった様々な歩きなど、その構成は振り付けと共によく考え出されたもので、大変印象深いものがあります。 セライケラのチョウはこのような特徴を持ちながら、異なった踊りのグループの間で競い合われ、さらに踊りの技術に磨きがかけられています。 ■2007年6月26日〜8月1日:日印交流年 セライケラ・チョウ仮面舞踊公演 ■2013年:セライケラ・チョウ仮面舞踊公演(ナマステインディア2013出演後、各地のイベントにも参加。) |
■チャダ■ |
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■長谷川時夫■ |
今回の企画を実現した、NPO 法人 日印交流を盛り上げる会 理事長のプロフィール、活動、その背景等、関心のある方はこちらをご覧下さい。 |
■プログラム: ■コルカタ公演問い合わせ先:
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■ムンバイ公演 ■プログラム: ■ムンバイ公演問い合わせ先: |
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