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2007年日印交流年の5月〜6月の催しとして、この度、北東インドのマニプル州より15名の舞踊団が来日し、全国で公演・ワークショップを展開し、各地で日印の文化交流を行いました。
この催しは日印交流年の目玉の一つ、北は北海道・利尻から南は沖縄県・与那国、三宅島や島根県・隠岐の島、新潟県・佐渡島まで、日本全国にインド舞踊が紹介される事業の第一弾として、沖縄から関東まで公演をおこないました。また、この事業は文化庁より平成19年度文化庁国際芸術交流支援事業として協力をうけて開催されたものです。




日本縦断プロジェクト

平成19年度文化庁国際芸術交流支援事業日印交流年・インドフェスティバルに日本の文化庁も協力し始めました。

日印交流年の目玉の一つ、北は北海道・利尻から南は沖縄県・与那国、三宅島や島根県・隠岐の島、新潟県・佐渡島まで、全国にインドの舞踊が紹介されます。これは、日本の文化庁が助成し日印交流年の公式催事として5月〜8月まで行われました。

全国ツアーの皮切りはマニプル州から来るマニプリ舞踊団(5月〜6月、企画:NPO法人日印交流を盛り上げる会)です。マニプル州は、ミャンマーに国境を接し、第二次世界大戦の時にインパール作戦として知られる地です。今回来日するのは、州都インパールからくるメイテイ族の人々による舞踊・音楽・武術といった15名による編成で、多彩で優雅な踊りとして知られるマニプリ舞踊の真髄が公開されました。

第二弾は、セライケラ仮面舞踊団14名(7月〜8月、企画:2007日印交流年事業セライケラ仮面舞踊全国公演実行委員会)です。セライケラは、日本の能を思わせるような、しなやかでゆったりとした動きと仮面の表情を持っている反面、インドの原始的で素朴で熱いリズムもある、静と動が共存する不思議な踊りです。貴族に庇護されてきたこの踊りは、周辺の先住民の人々が踊り伝えるプルリヤ・チョウのようなアクロバティック、激しさと対極にありながら、共有した強い魂の踊りともいうべきものが世界の人々を魅了してきました。セライケラの舞踊を代々受け継ぐ家系のシャシャダル・アチャルヤ氏を代表とする14名のグループによる踊りが公開されました。


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マニプリ舞踊

マニプル州地図マニプリ舞踊は、北東インドのアッサム地方、ミャンマーとの国境に接するマニプル州の民族舞踊で、インドの6大古典舞踊の一つ。「マニプリ」は宝石という意味の言葉です。

マニプリ舞踊の優雅な、流れるような舞踊フォームは、他の古典インド舞踊には見られない美しさがあります。ノーベル文学賞を受賞したインドの詩聖ラビンドラナート・タゴールが、この舞踊の美しさに感銘し、世界に紹介しました。

女性ダンサーの衣装もマニプリ舞踊の特徴の一つです。小さな鏡や宝石をちりばめた円筒形のスカート、その上からレースのフレアスカートを重ね、ダンサーの優雅な動きにあわせて、きらきらとさまざまな光が、美しい輝きを放ちます。

ラーダとクリシュナ この踊りのスタイルは、円形の動きという意味の「ジャゴイ」からきています。古代の書籍には、それは太陽の周りをまわる惑星の動きにたとえられています。マニプリのメイテイ族の神話によりますと、神が地球を創生したとき、ただの塊だったものを7人のLainoorahs (訳不能)がそれらを硬くなめらかするために彼らの足で穏やかに踊りました。その日からマニプリの人々が踊る時には、地面を踏み鳴らしはせず、軽快なステップを踏みます。これらが、マニプリ舞踊の動きやダンスフォームの基礎にあると言われます。

タンダヴァ マニプリ舞踊は、男性と女性の相異なる2つのダンスフォームによって構成されています。女性の踊り「ラースヤ」は、クリシュナの話の「ラーダーとクリシュナ」をテーマにしたソロまたは群舞です。男性の踊り「タンダヴァ」は、躍動的で太鼓のリズムにあわせて活発な動きのある踊りで、武術を基礎としています。


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来日メンバー


1
Rajkumari Sanahanbi Devi
女性
ダンサー/団長
2
Shijagurumayum Nimita Devi
女性
 メインダンサー
3
Ningombam Rina Devi
女性
ダンサー
4
Thokchom Galenti Devi
女性
ダンサー
5
Pukhrambam Ongbi Suchitra Devi
女性
ダンサー
6
Potsangbam Memicha Devi
女性
ダンサー
7
Mayengbam Priyarani Devi
女性
ボーカル
8
Thounaojam Ashakiran Singh
男性
太鼓・ドル チョーラム
9
Soibam Joy Singh
男性
太鼓・ドル チョーラム
10
Thingbaijam Chourjeet Singh
男性
太鼓・音楽
11
Haobijam Jayanta Singh
男性
武術
12
Haobijam Jiten Singh
男性
武術
13
Sapam Inaobi Singh
男性
武術
14
Ngangom Ebopishak Singh
男性
音楽
15
Irom Joychandra Singh
男性


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公演日程



月日
公演
詳細
開催都道府県・市町村
5月3日(木)
来日


5月5日(土)
長岡・花祭り
新潟・長岡
5月6日(日)
赤坂区民センター公演
東京
5月8日(火)
横浜・シルク博物館
横浜
5月11日(金)
川口町
新潟・川口町
5月12日(土)
山古志/仮設住宅・長岡集会所
新潟・長岡市
5月13日(日)
小千谷市民会館
新潟・小千谷市
5月15日(火)
両津地区小学校
新潟・佐渡島
5月17日(木)
両津地区小学校
新潟・佐渡島
5月18日(金)
赤泊小学校/松ヶ崎小学校
新潟・佐渡島
5月19日(土)
赤泊保育園/赤泊総合文化会館
新潟・佐渡島
5月22日(火)
与那国
沖縄・与那国
5月23日(水)
与那国
沖縄・与那国
5月25日(金)
宮古
沖縄・宮古島
5月27日(日)
恩納村
沖縄・恩納村
5月28日(月)
名護市内学校
沖縄・名護市
5月29日(火)
名護高校
沖縄・名護市
5月30日(水)
名護市民会館
沖縄・名護市
5月31日(木)
伊是名村
沖縄・伊是名村
6月3日(日)
知名町
鹿児島・知名町
6月4日(月)
名瀬
奄美大島
6月9日(土)
ふれあいプラザなのはな館
鹿児島・指宿市
6月10日(日)
鹿児島大学稲盛会館
鹿児島
6月14日(木)
芦屋ルナホール
芦屋
6月15日(金)
野々市文化会館 フォルテ
石川県
6月19日(火)
黒木小学校(ワークショップ)

島根・隠岐の島
6月20日(水)
隠岐島前高校/隠岐開発総合センター
島根・隠岐の島
6月23日(土)
多摩市立聖ヶ丘コミュニティセンター
(ひじり館)
東京
6月25日(月)
早川町民体育館
山梨・早川町
6月26日(火)
早川町小学校ワークショップ
山梨・早川町
6月27日(水)
原地区コミュニティセンター
静岡
6月29日(金)
帰国





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チラシ


↓画像をクリックすると拡大チラシがご覧いただけます↓
公演チラシのイメージ写真

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お問い合わせ


公演についての問い合わせは
NPO法人日印交流を盛りあげる会事務局まで

新潟県十日町市大池 ミティラー美術館(月見亭)内
TEL:025-752-2537
FAX:025-752-6076
Mail:info@mithila-museum.com


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主催等

主催
インド大使館(東京・兵庫公演他)、各地主催市町村、関係団体
企画協力
NPO法人日印交流を盛り上げる会
後援
インド政府観光局、インド貿易振興局、エア・インディア、(財)日印協会






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