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2007年日印交流年の中盤の目玉として、インド政府文化交流評議会ICCRは、8月インド4大古典舞踊の一つ、カタカリ舞踊劇のグループを派遣して公演を行いました。




カタカリ舞踊

オリッサ州地図インド最南端ケーララ州の舞踊劇カタカリは、インドの四大古典舞踊の一つとして、また世界三大化粧劇の一つてとして世界各国に紹介されています。

カタカリは、その地方に古くから盛んであった呪術的芸能による神々の物語などを礎にして出た世界最古の演劇クリヤッタム(世界無形文化遺産インド第1号となり、文化大国インドの代表的な評価を得ています。)やクリシュナッタム、カラリパヤットという武術の要素が加わって1500年頃に成立しました。「カタ」は物語、「カリ」は舞踊を表す言葉です。

カタカリは神話等の物語が表現され、ドラマの構成をとっています。台詞や物語の展開は歌によって表現されます。

舞台に向かって左側では、指に米と石灰を塗りつけた布を巻いて叩くマッダラム(横長の太鼓)、棒で叩くチュンダ(縦型の太鼓)が演奏され、右側では、リーダーの歌手がゴング(鐘)を打ち、もう一人の歌手がターフム(シンバル)を叩きます。

歌舞伎や京劇にも似た仮面のような演者の隈取りは半日もかかって施されます。石灰を用いて作る白髭は乾かしては塗り、それを繰り返し6センチ
近いものにする。今は、途中から紙を貼りつける。それでも4時間ほどはかかる。かつて、灯明の明かりだけで演じていたときには、白目が不吉ということで、ナス科の種を目に入れ目を赤く充血させた。この伝統は今も続く。

灯されたヤシ油のランプに拝礼をして、その前に置かれた椅子に座り、小さな鏡を手に持って最後のととのえをします。鏡に映る己の姿を見ながら時々身震いをし、演じるキャラクターになりきっていきます。そして、演者が舞台に向かって歩むときには、人を寄せ付けない威厳と迫真の境地を見せてくれる。

■マルギ・グループ(Margi group)
今回インド政府によって派遣されたマルギ・グループは、カタカリ舞踊劇の伝統と普及を目的に30年以上にわたり活動してきました。日本公演にあわせて選抜された団員による公演は、見る者を古代叙事詩の世界へと誘います。



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来日メンバー


1
S.Srinivasan
団長
2
V.Vijayakumaran Nair
俳優
3
K.Muraleedharan Pillai
俳優
4
K. Peethambaran Nair
俳優
5
C.S.Suresh Kumar
俳優
6
K.Balasubrahmanian
俳優
7
C.K.Ravikumar
俳優
8
V.Harivalsa Kumar
俳優
9
K.Raveendran Nair
メーキャップアーティスト
10 R.Somadas
メーキャップアーティスト
11 T.Krishnadasan
パーカッション
12 P.R.Ramachandra Warrier
パーカッション
13 P.R.Krishnankutty
ミュージシャン
14 K.S.Rajeevan
ミュージシャン


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公演日程




月日
公演
開催地
8月4日(土)
国立劇場おきなわ
演目:ダクシャ・ヤーガム
沖縄
8月6日(月)
芦屋ルナホール
演目:ドゥルヨーダナヴァダム
兵庫
8月8日(水)
新国立劇場小ホール
演目:ドゥルヨーダナヴァダム
東京
8月9日(木)
海老名市文化会館
演目:ダクシャ・ヤーガム
神奈川
8月12日(日)
刈谷市民会館
演目:ドゥルヨーダナヴァダム
愛知





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チラシ


*拡大出来るチラシのPDFファイルのダウンロードは【こちら】*
公演チラシのイメージ写真

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お問い合わせ


公演についての問い合わせは
NPO法人日印交流を盛りあげる会事務局まで

新潟県十日町市大池 ミティラー美術館(月見亭)内
TEL:025-752-2537 / FAX:025-752-6076
TEL:090-6943-1406(英語対応可)
Mail:info@mithila-museum.com


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主催等

主催
インド大使館、インド文化交流評議会(ICCR)
共催
(財)日本テレビ放送網文化事業団、NPO法人日印交流を盛り上げる会
後援
インド政府観光局、エア・インディア、インド貿易振興局、(財)日印協会
協賛
私たちも「インド祭」を応援しています!






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