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スタッフ便り
・・・・最近のあれこれ・・・・
by T.S


「2月4日」
 2月1日、今年3回目の雪掘りが終わった。今年は例年より雪がかなり少ないらしいが、それでも1月半ばは結構積もった。私にとっては大雪もいいところなのだが。道は約50?の雪で埋まり、毎朝除雪車が雪をどかしてくれる。が、除雪車が通った後の道は氷でつるつる滑るのである。
 私が住んでいる家までは除雪車は上がって来られないので道は雪で埋まっているのだが、帰宅するときは大変である。足が完全に埋まり、一歩前に進むのがこんなにも疲れるものかと思った。かんじきを履くと不思議と雪に埋もれないで歩けるのである。かんじきを履くと足の面積が広がるからなのだが、かんじきの端を足で踏んでしまったりと少し歩きにくくなる。それでも新雪だと膝上まで雪の中に沈んでしまう。かんじきを履いて沈んでしまうとかんじきの部分にも雪がかかり、足がさらに重くなるのである。
 今季初の雪掘りは1月17日に行なった。美術館には雪掘りをしないといけない民家(倉庫やインド人滞在用として使用)が6軒あり、最後に中でも一番大きな屋根の体育館と美術館がある。これらをボランティアの方も含めて3人ぐらいで3日間かけてする。しかし、雪掘りをしている時も雪が降っていて全ての家が終了すると、はじめにやった家などはもう雪掘りをしないといけないかなと思うほど積もってしまって、切りがないという感じである。これでも今年は雪が少ないらしい。大学の時に東北生まれの友人をスキーに誘った時に、わざわざスキー場に行ってまでスキーをする気になれないと言っていた。確かに子どもの時から毎日こういう雪と格闘していたらそんな気にはなれないかもしれない。




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