2007年日印交流年 "The Festival of India(インド祭)"の
成功を受けて、インド大使館を中心に日本全国で展開する
日印文化交流事業'08日印文化交流のWebページです。 

The Festival of India 2007
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◆5月のイベント◆
オリッシー舞踊公演

'08日印文化交流 (India-Japan Cultural Exchange 2008) の皮切りとして、インド文化交流評議会(ICCR) よりオリッシー舞踊のグループが派遣され、5月に舞踊公演が開催されました。インド7大古典舞踊の1つである、東インド・オリッサ州に伝わるオリッシー舞踊は、昨年度のThe The Festival of India (インド祭)においても2回程紹介されました。スパタ・タルクダルさん率いる5名の若手ダンサーによるグループ構成されたオリッシー舞踊。そしてミュージシャンと来日された若手トップダンサーとして知られるリプサ・ダーシュさんによる美しいソロの舞も記憶に新しいところです。今回来日されたシャルミラ・ビシュワスさんは様々な角度からオリッシー舞踊を探求している方で、4名の女性ダンサー・2名の男性ダンサーととも作り上げる舞台は、新たなオリッシー舞踊の魅力を伝えてくれました。


オリッシー舞踊

オリッサ州地図歴史
 オディッシーの起源は、紀元前1世紀頃に遡るとされますが、現在のオディッシーは、東インド・オリッサ地方の寺院で「マハリ(デーヴァーダシー)」と呼ばれる寺院つきの巫女が、神に奉納する舞踊を踊ったのが始まりといわれています。

舞踊
 インド6大古典舞踊の一つとして知られるこの舞踊の特徴は、重心をいずれかにかけることによる左右不均衡な姿勢をとるところにあります。膝・腰・首のところで折り曲げて作られる姿勢は「トリバンガ」とよばれますが、この姿勢は、オリッサ州の寺院にある女神の立像と同じスタイルで、このことからオディッシーは生きた彫刻とも呼ばれています。
 オディッシーは、上半身の優雅な動きと力強い足のステップ、叙情的・耽美的な魅力に満ちています。
 音楽は、シタール、タンプーラ、パッカワージ(北インドに普及している両面太鼓)、マダル(パッカワージと似ている両面太鼓)、バンスリー(北インドの竹笛)、マンジラ(金属製のシンバル)などの楽器が演奏されます。

 演目の多くは、聖典「ギータ・ゴーヴィンダ」にあるクリシュナと愛人ラーダーの永遠の愛がテーマとなっています。「ギータ・ゴーヴィンダ」は、12世紀の詩人ジャヤ・デーヴァが作った恋愛叙事詩で、牧童クリシュナと牧女ラーダーの官能的な恋愛をテーマとしたもの。その背後には、神への絶対的な人間の愛が説かれています。



来日メンバー


1
Ms. Sharmila Biswas
団長&ダンサー
2
Ms. Meenakshi Chandra
女性ダンサー
3
Ms. Shashwati Garai
女性ダンサー
4
Ms. Piyali Bhattacharya
女性ダンサー
5
Ms. Priyanki Roy
女性ダンサー
6
Mr. Krishnendu Roy
男性ダンサー
7
Mr. Neelay Sengupta
男性ダンサー
●シャルミラ・ビシュワスさんは、生き残ったオリッシー伝承の担い手テーヴァダシー最後の二人のマハリからオリッシーの踊りのスタイルを、テクニックと哲学をグル・ケルチャラン・マハパトラから、カラニディ・ナラヤン女史には身体と魂の合一、観客とコミュニケーションとの共応の世界を学ぶ。現在、踊りを超える領域を探検する演出家として国内外で活躍している。



公演日程&チケット予約



月日
公演
開催地
5月27日(火)
新潟市音楽文化会館ホール【詳細】
新潟
5月29日(木)
ビーチホールまがたま【詳細】
新潟
5月30日(金)
江戸川区総合文化センター 小ホール【詳細】
東京







チラシ

公演チラシのイメージ写真


お問い合わせ


公演についての問い合わせは
NPO法人日印交流を盛りあげる会事務局まで

新潟県十日町市大池 ミティラー美術館(月見亭)内
TEL:025-752-2537 / FAX:025-752-6076
Mail:spijcr@mithila-museum.com



主催

主催
インド大使館、ICCR、NPO法人日印交流を盛り上げる会



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