2008年日印文化交流
日印国交樹立60周年
今年は日印国交樹立60周年の年になります。
記念催事が日印両国で1月から12月にかけて開催されます。
日本国内での催事はインド政府が、日本側の友好団体等の協力のもと、
インドの文化を中心に一年間にわたって紹介します。
◆パンチャヤヴァドヤ公演中止のお知らせ◆

下記の理由により、今回の公演は中止することになりました。
準備に協力していただいた皆さま、また参加を希望してくださいました皆さまには、下記の決定にたいしまして、甚深なるご配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

【インド大使館よりのメッセージ】
“Keeping the sensitivities involved in the tragedy of March 11 2011, it has been decided in consultation with MOFA not to organize any events from March 11 2012 for one week in Japan”
訳:

2011年3月11日の大震災による被災者の皆様の心情を考慮し、
外務省との協議の上、2012年3月11日から1週間は日本におけるあらゆるイベントを開催しないことを決定しました。

Panchayavadyam パンチャヤヴァドヤ公演
今回の太鼓の編成だと、相当な迫力になるのではないかと思えます。世界三大化粧劇の一つカタカリやクリヤッタムを支える太鼓の役割は非常に高度で、カタカリのように燈明の灯りの下で朝まで演じられる劇を引っぱっていく。激しいバチさばきと間合いは演者が憑依して神になりきって演じる凄さに応じている。このような太鼓だけの編成グループが日本に来るのは初めてで、この機会にしっかりと彼らの音を鑑賞していただけたらと思います。

2012年3月11日横浜公演

■デリー・パンチャヤヴァドヤ・トラスト ■


デリー・パンチャヤヴァドヤ・トラストは、インド国内外においてケーララの伝統的な寺院音楽を発展させ、広めていくことを目的にしたボランティア文化団体。
この寺院音楽では、主としてPanchayavadyam(5つの太鼓という意味)、メラム、タヤバカ、ケリ、他のインドの太鼓を含んでいる。
この団体は、この芸術スタイルを発展させることに責任を負うが、インドのみならず世界各地においての愛好者を増やす。

この方向に向けて、トレーニングやパーフォーマンスのみならず、打楽器やほかの楽器に対する数多くの若手たちにトレーニングを進めている。この努力によって伝統的な音楽、ケーララの伝統的なアートや文化が息を吹き返している。また、現在年老いて生きているアーティストの生活を支援しサポートしている。

ケーララ・アートフォームの概観
ケーララはいろんな古典芸術、カタカリ、モヒニヤッタム、クディヤッタム、オタムトゥラルなど、で知られている。カタカリとモヒニヤッタムは基本的には寺院芸術。

上記以外にケーララには、エダカ、チェンダ、マダラム、ティミラ、エラタラム、コムブ、クルムクザルといったクシェートラ・ヴァドヤ(寺院芸術としての楽器)が有名。かつてこれらの楽器は、特別のコミュニティ、マラルトポダヴァルと呼ばれたカーストの人たちが演奏。これらの楽器は、おもにパチャヴァドヤム、タヤバラ、モラム、クザル・パトゥのために使われた。
ケーララの寺院で祭りやほかの重要な宗教行事のときに、これらの楽器は使われた。また、寺院の毎日のプージャーでも使われた。

パンチャヴァドヤム
これは主に5つの楽器、ティミラ、マダラム、エダカ、エラタラム、コムブで構成。これら5つの楽器をある神のために捧げて演奏することは、大変な喜び。

タヤムバカ
ケーララの正式な寺院フェスティバルでは、さまざまなプログラムやパーフォーマンがある。このなかでタヤムバカという名前で知られているアイタムは、最も重要な楽器演奏である。チェンダはその一つの楽器で付随する楽器たちに勝る。演奏者の技能の評価は、タヤムバカをみて決まる。

ケリ
この言葉は、この日に、寺院の正規演奏があるという知らせを聞くという意味。つまり、カタカリ、オタルラル等、あるいはヴァドヤメラム、パンチャヴァドヤム、タヤムバカ等が行われるという広報。


この団体は、ドールダッシャン、ICCR、ケーララサンギート・ナタック・アカデミー、サヒタ・カラ・パリシャド、ITDC、ケーララ観光局等と共催している。こういった特別の組織のほかに、アメリカ、南アフリカ、モーリシャス、ザンビア、韓国で昨年公演。

また、2006年2008年の世界的にも有名なトゥリシュール・プーラムのレプリカ「デリー・プーラム」をオーガナイズ。

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■来日メンバー/演目 ■

1. PK Kunhiraman Chenda, Thimila & Edakka
2. K Krishnadas Chenda, Thimila & Edakka
3. K Chandra Marar
Chenda, Thimila & Edakka
4. VV Manoj Maddalam&Elathalam
5. K. Nandakumar Chenda & Elathalam
6. KV Rithesh Chenda Elathalam & Edakka
7. Sasidharan V Chenda & Elathalam
8. Vijayan Vadassery Chenda & Elathalam
9. VV Madhu Soodanan Elathalam & Kombu
10. K Manikandhan Elathalam & Kombu

本団体によって革新されたもののひとつは、チェンダ、エダカ、ムリダンガム、ガタム、ガンジラ、タヴィル(南インド)、タブラ・パッカワージ、パンジャビ・ドル(北インド)
ドルプング&プングチョーラム(北東インド)、などのコンビネーション演奏が、シャンクというホラ貝の後にあるもの。次々に各々の演奏が高度なレベルで演奏され、そのあとで一緒に演奏される。インドの異なる方面からのこれらの楽器の演奏は、民族の統一と完全さなど、異なった世界に引き込まれる。(45分の演奏)


■2012年3月11日公演 ■


前売りチケット予約、お問い合せ
NPO法人日印交流を盛り上げる会(025-752-2396)
スペース・オルタ(045-472-6349)




■2012年3月12日公演■

インド大使館内 インド文化センター(ICC)公演
 東京都千代田区九段南2-2-11(千鳥ヶ淵)
 開場:午後6時30分 開演:午後7時(未定です)
 問い合わせ先:インド大使館インディア・カルチュアル・センター
 Tel:03-3262-2391 to 97 Fax:03-3263-5285
インド大使館



お問い合わせ


公演についての問い合わせは下記まで

NPO法人日印交流を盛り上げる会
(ミティラー美術館内)
新潟県十日町市大池
TEL:025-752-2396 / FAX:025-752-6076
Mail:info@mithila-museum.com




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