2008年日印文化交流
日印国交樹立60周年
今年は日印国交樹立60周年の年になります。
記念催事が日印両国で1月から12月にかけて開催されます。
日本国内での催事はインド政府が、日本側の友好団体等の協力のもと、
インドの文化を中心に一年間にわたって紹介します。

Kavita Dwibedi オリッシー舞踊公演
2012年北海道雪祭りに参加したボリウッドグループ(26名)に続く日印国交樹立60周年公式催事として、Kavita Dwibedi率いるオディッシー舞踊グループがインド政府より派遣されます。カヴィタ・ドヴェベディは、オリッサで有名なおディッシーのダンサーで、最も傑出したオディッシーダンサーとして知られています。

オリッシー舞踊

オリッサ州地図歴史
 オディッシーの起源は、紀元前1世紀頃に遡るとされますが、現在のオディッシーは、東インド・オリッサ地方の寺院で「マハリ(デーヴァーダシー)」と呼ばれる寺院つきの巫女が、神に奉納する舞踊を踊ったのが始まりといわれています。

舞踊
 インド6大古典舞踊の一つとして知られるこの舞踊の特徴は、重心をいずれかにかけることによる左右不均衡な姿勢をとるところにあります。膝・腰・首のところで折り曲げて作られる姿勢は「トリバンガ」とよばれますが、この姿勢は、オリッサ州の寺院にある女神の立像と同じスタイルで、このことからオディッシーは生きた彫刻とも呼ばれています。
 オディッシーは、上半身の優雅な動きと力強い足のステップ、叙情的・耽美的な魅力に満ちています。
 音楽は、シタール、タンプーラ、パッカワージ(北インドに普及している両面太鼓)、マダル(パッカワージと似ている両面太鼓)、バンスリー(北インドの竹笛)、マンジラ(金属製のシンバル)などの楽器が演奏されます。

 演目の多くは、聖典「ギータ・ゴーヴィンダ」にあるクリシュナと愛人ラーダーの永遠の愛がテーマとなっています。「ギータ・ゴーヴィンダ」は、12世紀の詩人ジャヤ・デーヴァが作った恋愛叙事詩で、牧童クリシュナと牧女ラーダーの官能的な恋愛をテーマとしたもの。その背後には、神への絶対的な人間の愛が説かれています。



■ Kavita Dwibedi オリッシー舞踊公演 ■


Kavita Dwibediカヴィタ・ドヴェベディは、オリッサで有名なおディッシーのダンサーで、最も傑出したオディッシーダンサーとして知られています。お父さんもオディッシーの師匠として知られています。デリー大学で社会学、gandaharva MahavidyyalayでオディッシーのBAを取得。多彩なダンススタイルと優れたアビナヤで知られる。

海外多くの国で公演。中でも成功裏に行われた国際的なパーフォーマンスツアーは、ICCR派遣として1997年にインド独立50周年記念でデンマーク、UK、スウェーデン、フィンランド、アイルランド、など。多くの国で高く評価された。

インドのメジャーなダンスフェスティバルで、プロのキャリーに敬意が払われた。コナラク音楽・ダンスフェスティバル、ナティヤナンジャリ・ダンスフェスティバル、スーリヤ・ダンスフェスティバル、ママラダンスフェスティバル、カジュラホダンスフェスティバル、プリービーチダンスフェスティバルといったメジャーなダンスフェスティバルがこの指導的なダンサーのオディッシーのダンスパーフォーマンスを証明。

彼女の伝統に忠実にまた一方変革的なオディッシーの追及は知られている。彼女はRitu-RangとProshitapatikaのような発展的なオディッシーの演出で高い評価を得ている。

彼女はオディッシーに向けて価値ある寄与をしていることで知られ、1997年にインド政府文化庁によってジュニアー・フェローシップを表彰された。またインド政府音楽ダンス部門のヒューマンリソース・ディベロップメントのスカラーシップを受けた。彼女はオディッシーアカデミーという組織を立ち上げオディッシーの発展と成長にむけて活動している。



■2012年2月18日公演 ■




■2012年2月20日公演 ■




■2012年2月21日公演■



お問い合わせ


公演についての問い合わせは下記まで

NPO法人日印交流を盛り上げる会
(ミティラー美術館内)
新潟県十日町市大池
TEL:025-752-2396 / FAX:025-752-6076
Mail:info@mithila-museum.com




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