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ミティラー美術館制作室

ミティラー美術館の二階展示室は描き手の人が描く制作室になっています。美術館が開館してから、この制作室でたくさんの大作が生まれてきました。このページでは、そんな制作室のホット情報をお伝えしていきたいと思います。

 2004年9月21日
ゴルカナさんの大作完成間近!



 ワルリー画の描き手、シャンタラーム・ゴルカナさんが、この夏新しい大作にとりかかり始めて、一ヶ月以上が過ぎています。真っさらな赤土色のキャンバスにお米の粒を一つ一つ丁寧に描いていくと、一つの大きなお米の山が姿を現してきました。今日はこの山の頂上にサウリー・デーヴィ(Savari Devi)というお米(田園)の神様がお米を積みに舞い降りました。
 完成まで残すところ、あと僅かとなったゴルカナさんの作品が、今からとても待ち遠しいです。





 ワルリー画の描き手、サダシ・ジヴヤ・マーシェさんは、この夏の大作を移動展覧会のあった、埼玉・東鷲宮町立郷土資料館で完成させて戻ってきました。(完成した作品はこちらでご紹介しています)
 現在は、ゴルカナさんと一緒に美術館二階の制作室で、中型のキャンバスに描きながら、この秋の次の大作の準備をしています。今後、どのような作品・そして物語が聞けるのかとても楽しみです。



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