暮らしの中の神々ーインドの民族芸術展

2004年7月9日(金)〜8月31日(火)
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会場:ミティラー美術館
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  インドの大地には、森や川の精霊たちを畏れ、敬い、月や太陽と共にある生活を、今も続けているたくさんの人々がいます。自然と密接な交感を保ってきたかれらの生活やそこから生み出された造形には豊かなコスモロジー(宇宙観、人と宇宙の関わりについての体系)が脈々と息づいています。
 5000年を越える歴史の中で育まれたインドの民族アートは、本来アートとして制作されたものではなく、自然との深い繋がりのなかに営まれた日々の暮らしから生み出されたものでした。この度の展覧会では民族アートの伝統が現在に再生し、さらに将来に向かって発展しているワルリー画やミティラー画を中心に、ゴンド画、メイテイ族のテラコッタ等をご紹介しました。

夏の特別企画!
入館料:大人400円 / 子供〜学生 無料
*学生の方は学生証をご呈示下さい*
(小・中・高生、短大、大学、大学院、専門学校生等)


会期中に行われたワークショップ

「ワルリー画を体験しよう!サマー体験教室」
アーティストと一緒に、お米を水で解いて発酵させた絵の具と竹の筆を使ってワルリー画を描いてみよう!描いたところが乾いてくるとくっきりとした白い色になるので、その変化を楽しみながらじっくり描きましょう。最後は自分の名前のサインを教わって、思い出に残る作品の完成です。   
 ■期日:7月31日(土) 午後1時半〜3時
 ■定員:20名
 ■会場:ミティラー美術館
 ■参加費:500円(別途入館料が必要です)


「ワルリー族の家庭料理教室」
アーティストと一緒に、インドの香辛料(スパイス)の使い方などを習いながら、ワルリー族の家庭の料理に挑戦しましょう。チャパティという薄いパンやサブジ(水の少ないカレー)、ダル、パコラなど盛り沢山です。作った後はみんなで試食会。猛暑も、カレーを食べて吹き飛ばしましょう?!
 ■期日:8月8日(日)午前10時〜午後1時半
 ■定員:20名
 ■会場:十日町市中央公民館
 ■参加費:500円


***展覧会チラシ***
チラシはこちらからご覧頂けます


主催 ミティラー美術館
後援:インド大使館/インド政府観光局/(財)日印協会/新潟県国際交流協会


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